NUROモバイルのeSIMってどうなの?
今回はこのような疑問を持った人に向けて「NUROモバイルのeSIMのメリットとデメリット」について紹介します
- eSIMなら即日開通できる
- SIMカードの紛失や破損の心配がない
- 他キャリアに乗り換えや機種変更がしやすい
- 物理SIMは解約時に返却が必要で返却送料がかかる
- デュアルSIMのサブ回線にオススメ
NUROモバイルも2023年6月28日からeSIMの提供を開始しました
eSIM自体がサービスとして浸透していませんが、物理SIMカードよりもメリットが多いです
「eSIMについて知りたい」「NUROモバイルのeSIMを検討している」という人は最後まで読んでいってください
eSIMをオススメする理由から読みたい人は「eSIMのメリット」から読み進めてください
そもそもeSIMって何?
スマホを使用するためにはSIMカードを準備する必要があります
SIMカードには以下の情報が記載されています
- キャリア情報
- 電話番号
- 識別ID
SIMカードがあるおかげでデータ通信や音声通話ができているよ
「eSIM」はSIMカードと同じ機能をデータ化したものです
SIMカードを「物理的なSIM」であるのに対して、eSIMは「電子的なSIM」と言い換えることができます
【SIMカードとeSIMの違い】
SIMカード | eSIM | |
データの記録先 | 小型のICカード | スマホ本体 |
情報の入れ替え方 | SIMカードを入れ替える | 情報を書き換える |
利用開始方法 | SIMカードを郵送してもらう | オンラインでダウンロードする |
eSIMのメリット
- 即日開通できる
- SIMカードの紛失や破損の心配がない
- SMIカードは返却の手間がある
- 他キャリアへの乗り換えがしやすい
- 機種変更がスムーズ
即日開通できる
eSIM契約なら即日開通できます
eSIMはwebで申し込みを行い、端末設定が完了すればすぐに使えるようになります
eSIM契約の場合
- webで申し込み
- eSIMプロファイルをダウンロード
- Wi-Fi環境化で端末の設定を行う
一方、SIMカードの場合は申し込みしてから、使えるようになるまでに2〜3日程度かかります
SIMカード契約の場合
- webで申し込み
- 後日SIMカード発送(NUROモバイルなら最短で申し込みの当日に発送)
- SIMカードが届いたらスマホに挿入して初期設定(NUROモバイルなら最短で申し込みの翌日あるいは2日後に配達)
SIMカードの場合は、利用できるようになるまでに最短でも2日はかかります
申し込みから利用開始までの期間が短いのはeSIMです
できるだけ早く乗り換えたい人はeSIMでの契約がオススメです
ちなみにSIMカードでも即日開通できるよ
ただし、即日開通するためには店舗で申し込む必要があるし、店舗内で長時間待つ必要もあるよ
NUROモバイルには実店舗がありません
eSIMにしろSIMカードにしろ全てオンラインでの手続きになります
特別な理由がない限り、早く利用できるようになるeSIMでの契約がオススメです
SIMカードの紛失や破損の心配がない
eSIMはデータをダウンロードするだけなので、紛失や破損の心配がありません
SIMカードはかなり小さいので紛失や破損のリスクが少なからずあります
スマホにSIMカードを挿入する際に破損してしまう場合もあります
ちなみにNUROモバイルではSIMカードを再発行してもらう場合、再発行手数料として3,300円かかるよ
破損して再発行の心配がないeSIMの方がお得だと思います
SMIカードは返却の手間がある
実はSIMカードはキャリアからの貸与品です
解約時にはSIMカードを返却する必要があります
しかも、返却時の送料は利用者負担です
返却の手間を考えるとeSIMでの契約がオススメです
NUROモバイルでも解約時にはSIMカードを返却する必要があります
SIMカードは、貸与品となります。
よくある質問 使用後のSIMをどうすればいいか知りたい
お手数をおかけしますが、下記まで郵送もしくは宅配便にてご返却ください。
なお、送料はお客様にてご負担ください。
他キャリアへの乗り換えがしやすい
eSIMの方が他のキャリアへの乗り換えがしやすいです
- 即日開通できる
- SIMカードの返却が不要
「即日開通できる」の項でも記載しましたが、eSIMなら申し込んでから即日で利用できるようになります
申し込みから利用開始までの時間が短ければ短いほど、キャリア乗り換えのハードルは低くなります
また、eSIMならSIMカード返却の手間もありません
手間暇がかからないeSIMの方が他のキャリアに乗り換えやすいです
機種変更がスムーズ
eSIMの方が機種変更がスムーズです
SIMカードの場合は機種変更の際にSIMカードのサイズが違えばSIMカードを再発行してもらう必要があります
SIMカードを差し替える際に破損や紛失してしまうリスクもあります
eSIMならSIMカードの破損やサイズ違いを機にする必要が一切ありません
iPhoneなら「eSIMクイック転送」という機能を使えば簡単にデータ移行できるから機種変更も簡単だよ
eSIMのデメリット
- MNPに対応していない
- ドコモ回線しか対応していない
- 対応していない機種が多い
- オンライン手続きに不慣れな人には設定が難しい
- 手続きにはWi-Fi環境が必須
- SIIMロックの解除が必須
- 機種変更時にはeSIM再発行が必要
MNPに対応していない
NUROモバイルのeSIMはMNPには未対応です
つまり、今まで使っていた電話番号を引き継ぐことができないということだよ
今まで使っていた電話番号を引き継ぐことができないため、NUROモバイルのeSIMはメイン回線として利用できません
ドコモ回線しか対応していない
NUROモバイルはau・ドコモ・ソフトバンクの3つの回線から好きな回線を選べる点が大きなメリットでした
しかし、NUROモバイルのeSIMはドコモ回線しか対応していません
対応していない機種が多い
eSIMに対応していないスマホが多いのが現状です
eSIMで契約したいと思っていてもスマホが対応していなければeSIM契約できません
iPhoneであればⅩR以降の機種は全てeSIMに対応しているよ
Android端末を使っている人は自分のスマホがeSIMに対応しているか事前にチェックしておいてください
eSIM対応機種に関してはこちらが参考になります
オンライン手続きに不慣れな人には設定が難しい
格安SIMの場合、そもそも店舗がないため通常のSIMカードでの契約であってもオンラインで手続きする必要があります
オンライン手続きの場合、申し込みからスマホの初期設定までを自分で行う必要があります
申し込みはできても初期設定に苦手意識を持っている人は多いです
手続きにはWi-Fi環境が必須
eSIMの初期設定を行うためにはWi-Fi環境が必須です
Wi-Fi環境がなければ初期設定ができないため、いつまで経ってもデータ通信ができません
自宅に固定回線やポケットWi-Fiがない人は公共Wi-Fiを使うか、家族や友人にテザリングしてもらうしかありません
公共のWi-Fiは個人情報が漏れる可能性があるから、家族や友人にテザリングしてもらうことをオススメするよ
SIIMロックの解除が必須
大手キャリアで購入したスマホにはSIMロックがかかっている場合があります
他社の回線を使用できないようにロックをかけること
例)ソフトバンク回線では使えるけど、その他の回線では使えないようにロックがかかっている
2021年10月から端末へのSIMロックが原則禁止となっています
しかし、それ以前に大手キャリアで購入したスマホにはSIMロックがかかっています
NUROモバイルはドコモ・au・ソフトバンクの3回線に対応しているけど、eSIMに対応しているのはドコモ回線だけだよ
元々ドコモ回線の場合はSIMロック解除は不要ですが、auやソフトバンクで購入した端末は事前にSIMロックを解除しておく必要があります
機種変更時にはeSIM再発行が必要
eSIM契約後に機種変更する場合、eSIMの再発行が必要です
SIMカードの場合は機種変更してもSIMカードを差し替えるだけで使えますが、eSIMの場合は再発行手続きを行う必要があります
NUROモバイルではeSIM再発行手続きに440円かかります
iPhoneの場合は「eSIMクイック転送」があるため、eSIM再発行は必要ないよ
デュアルSIMのサブ回線が欲しい人にオススメ
NUROモバイルのeSIMはデュアルSIMのサブ回線が欲しいにオススメです
- mineo✖️NUROモバイル
mineo✖️NUROモバイル
mineo | マイそく |
---|---|
プレミア(最大3Mbps) | 2,200円 |
スタンダード(最大1.5Mbps) | 980円 |
ライト(最大300kbps) | 660円 |
スーパーライト(最大32kbps) | 250円 |
NEOプラン | NEOプラン | NEOプランW |
---|---|---|
月額基本料金 | 2,699円 | 3,980円 |
データ量 | 20GB | 40GB |
通話オプション | 5分かけ放題:490円 10分かけ放題:880円 かけ放題:1,430円 | 5分かけ放題:490円 10分かけ放題:880円 かけ放題:1,430円 |
Gigaプラス | 15GB | 15GB |
データフリー | NEOデータフリー | NEOデータフリー |
あげ放題 | あり | あり |
データ追加 | 1GB550円 | 1GB550円 |
速度制限時の通信速度 | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
節約モード | あり | あり |
バリュープラス | VSプラン | VMプラン | VLプラン | VLLプラン |
---|---|---|---|---|
月額基本料金 音声SIM | 792円 | 990円 | 1,485円 | 1,790円 |
データSIM | 627円 | 825円 | 1,320円 | 1,625円 |
データ量 | 3GB | 5GB | 10GB | 15GB |
通話オプション | 5分かけ放題:490円 10分かけ放題:880円 かけ放題:1,430円 | 5分かけ放題:490円 10分かけ放題:880円 かけ放題:1,430円 | 5分かけ放題:490円 10分かけ放題:880円 かけ放題:1,430円 | 5分かけ放題:490円 10分かけ放題:880円 かけ放題:1,430円 |
Gigaプラス | なし | 3GB | 6GB | 9GB |
データフリー | なし | バリューデータフリー | バリューデータフリー | バリューデータフリー |
データ追加 | 1GB550円 | 1GB550円 | 1GB550円 | 1GB550円 |
速度制限時の通信速度 | 最大200kbps | 最大200kbps | 最大200kbps | 最大200kbps |
節約モード | あり | あり | あり | あり |
ジャストかけ放題 | 5分かけ放題プラン | 10分かけ放題プラン | かけ放題プラン |
---|---|---|---|
月額基本料金 | 930円 | 1,320円 | 1,870円 |
データ量 | 1GB | 1GB | 1GB |
データフリー | バリューデータフリー | バリューデータフリー | なし |
データ追加 | 1GB550円 | 1GB550円 | 1GB550円 |
速度制限時の通信速度 | 200kbps | 200kbps | 200kbps |
節約モード | あり | あり | あり |
mineoのマイそくなら月額990円で1.5Mbpsの中速通信を100GB利用できます
VMプランとマイそくを組み合わせると以下の通りになります
mineo | NURO | |
---|---|---|
プラン | マイそくスタンダード | VMプラン |
月額料金 | 980円 | 990円 |
データ量 | 100GB | 5GB |
通信速度 | 1.5Mbpsの中速通信 | 高速通信 |
データフリー | ✖️ | バリューデータフリー |
通話 | 22円/30秒 | 11円/30秒 |
Gigaプラス | ✖️ | 3GB |
合計1,970円
かけ放題プランとマイソクのスタンダードを組み合わせると以下の通りになります
mineo | NURO | |
---|---|---|
プラン | マイそくスタンダード | かけ放題プラン |
月額料金 | 980円 | 1,870円 |
データ量 | 100GB | 1GB |
通信速度 | 1.5Mbpsの中速通信 | 高速通信 |
データフリー | ✖️ | バリューデータフリー |
通話 | 22円/30秒 | かけ放題 |
合計2,850円
個人的には「マイそく」と「かけ放題プラン」の組み合わせがおすすめだよ
NUROモバイルならSIMカードをeSIMに変更できる
NUROモバイルをすでに契約中の人もSIMカードからeSIMに変更できます
- マイページにログイン
- 契約内容の確認・変更
- eSIM発行
- EIDを入力して決定
- 登録メールが届いたらプロファイル設定を行う
マイページにログインしたら「契約内容の確認・変更」をタップ
「eSIM発行」をタップ
EIDを入力して決定
EIDは端末ごとに異なる32桁の数字で構成されています
iPhoneなら「設定」→「一般」→「情報」からEIDを確認できます
Androidの場合は「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」→「eSIMを使用して番号追加」→「ヘルプ」→「こちらで確認」からEIDを確認できます
これでeSIMの申し込み手続きは完了です
あとは交換手続きのメールに沿ってプロファイル設定を行えばSIMカードからeSIMに変更できます
プロファイル設定に関してはこちらを確認してください
ちなみにeSIM変更時にeSIM発行代の440円がかかります
まとめ
今回は「NUROモバイルのeSIMのメリットとデメリット」について紹介しました
最後におさらいです
- eSIMなら即日開通できる
- SIMカードの紛失や破損の心配がない
- 他キャリアに乗り換えや機種変更がしやすい
- 物理SIMは解約時に返却が必要で返却送料がかかる
- デュアルSIMのサブ回線にオススメ
eSIMの方が流動性が高いため気軽にキャリアを変更できます
破損や紛失の心配もありません
これからはeSIMの時代だと思うので、eSIMに興味が出た人はこの機会にeSIMで契約してみてください